義歯(入れ歯)について

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義歯(入れ歯)について

入れ歯は、残念ながら歯を失ってしまったときに咬む機能を回復させたり見た目をよくする機能だけではなく、発音を助けたり顔の表情をよくする役目があります。
元あった歯と同じ力を回復させることはなかなか難しいですが、しっかりと調整された入れ歯であれば、ご飯はもちろん、漬け物までたとえ総入れ歯でも咬むことができるようになります。
よくみなさんには、入れ歯を作成させていただく前に、不安な気持ちをお話しいただくのですが、「しっかり咬めるようになりますよ」とあまり見られたものではない私の笑顔でお答えしています。

私の入れ歯をつくる技術の基礎は、大学を卒業し、最初に勤めた歯科医院で学んだものです。現在も私の師匠である上田先生には、卒業して間もない未熟な歯科医師である私に対して、基礎から学ぶ時間と機会を与えてくださり非常に厳しい姿勢で教えていただきました。

正直当時の私は、それが、患者さんのことを思うが故の厳しさであることにまで考えが及ばず、自分のふがいなさに寝ても覚めても患者さんのことを考えてしまいご飯がのどを通らない日が続きました。
患者さんから「調子がよいので何でも咬めます」といっていただいた時のほっとした気持ちは当時も今も変わりません。

開業医として患者さんと接する機会を得た現在でも入れ歯に対する考え方は変えず、上田先生の教えていただいたことを守り、しっかりとした治療を続けております。
具体的には、入れ歯を作成するにあたり、緊急に必要な場合をのぞいて、通常二度、型を取らせていただいています。これは、一度目の型取りで、お口の方の概形を模型にして、それを元に患者さんおひとりおひとりのお口にあった、オーダーメードトレー(個人トレー)を自作し、それで二度目の型を取らせていたくことによって、できあがる義歯の精度をより高いものにするためです。

来院していただく手間が一度増えてしまうのが、欠点なのですが、合わなくて痛い入れ歯を、何度も来院していただいて調整させていただくことと比較するとやはり治療回数は少ないのかもしれません。

最初は入れ歯に不安を抱いておられた方が、治療を終了し、半年後の検診で来院され、「先生、入れ歯ちょーしいいで、来なくってもいいかと思ったけれど、顔を見に来たがねぇ」とお言葉をいただいたときの感動、達成感は歯科医師としての仕事に非常にやりがいを与えてくれました。
歯科医師になるまでの間、支えてくれた祖母にお返しをすることができなかった思いが少し頑固とまでいわれる義歯に対する姿勢になっています。

いとう歯科クリニックでは、先ほど書きました個人トレーだけではなく、来院され、携わらせていただいた入れ歯すべてを、私自身で設計して技工士さんに指示して製作させていただいています。もし入れ歯でお困りの方がいらっしゃいましたら、ご相談に来ていただければ幸いです。

基本情報

いとう歯科クリニック:外観

いとう歯科クリニック
〒441-0105
豊川市伊奈町南山新田305-70
TEL:0533-78-6480

診療時間

月・火・水・金曜日
午前 9時30分から12時30分まで
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土曜日
午前 9時30分から午後2時00分まで


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