みなさんとお話をさせていただいていると白く美しい歯への関心が急速に高まってきていることを感じます。メイクやスキンケアなどの美容の一環として、肌だけではなく、歯の美しさも気にする人が増えたからではないかと考えます。
美しい歯のために歯科クリニックに通うことは、エステティックサロンや美容院に通うような感覚になりつつあるのです。

そして最近では女性だけではなく男性も白く美しい歯を維持するために歯科クリニックへ通うという現象も見られるようになってきました。というのは、営業マンや多くの人と会う仕事をしている男性にとって、歯の白さ・美しさは、お客様や取引先の相手に好印象を与えるからです。

これからは社会的ニーズの高まりを歯科クリニックがしっかりと受け止められるようにならなければならないと感じております。

歯の表面をきれいに磨いたにもかかわらずもともとの歯が変色してしまっていたり、
治療したつめものやかぶせものの色が気になる方もたくさんいらっしゃいます。
特に金属のつめものは会話したり笑ったときにかなり目立つものです。
残念ながら、大きな歯質の欠損をともなう前歯を除く歯の治療には、見た目を意識したものを保険診療で補うことはできません。

いとう歯科クリニックでは、『ホームホワイトニング』治療と、金属などのかぶせものを白く修復するホワイトニング治療をご用意させていただいています。
ホームホワイトニングというのは、歯科クリニックでトレーを製作し、ご自宅で薬剤を用いて歯を白くする治療です。
抗生物質などによる生まれつきの変色に対しては大きな効果を期待できないかもしれません。しかし、大多数の症例において効果は確かめられています。
ただし、かぶせものなど人工の歯には効果がありませんので、白くなった歯の色に合わせて詰め直しやかぶせなおしが必要となることがあります。

当院ではGC社のTionホワイトニングシステムを採用しております。

歯質を大きく失ってしまった歯のつめものやかぶせものを保険診療では金銀パラジウムという貴金属の合金で製作いたします。これは保険診療で認められている材料ですので、修復物の再現性やお口の中での耐久性に優れ、為害性やアレルギーがほとんどないなど優れた材料です。
しかし、審美性：見た目は配慮されておりません。いわゆる銀歯ですね。

しかし白い歯を回復したいというご要望にお応えできるよう、材料メーカー各社および製作する歯科技工士さんにより、人間の歯質に材質がより近いだけではなく色調の再現性も高く、さらに耐久性を持っている材料として歯科材料は改良改善されてきております。

いとう歯科クリニックでは、ハイブリッドレジンとセラミックでつくられた修復物を採用しております。
金属で修復されたものを白いものに置き換えるのはそれほど難しいことではありません。ただ、かみ合わせや歯ぎしりなど、術後の不具合を考慮した場合に全ての方のご希望にお応えできないこともあります。
みなさんにご理解していただけるようクリニック内には実際のモデルのディスプレイや治療の内容についての掲示物をご用意しております。

まずはお気軽にご相談していただけたらと思います。