知覚過敏と咬耗について

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知覚過敏と咬耗について

知覚過敏とは

知覚過敏(ちかくかびん)とはむし歯でもないのに、冷たいものがしみたりハブラシを当てると、チカッとする刺激を感じる症状です。
この原因は、ハブラシを強く当てすぎたり、歯磨き粉をたくさんつけてゴシゴシみがくことで歯のクビの部分が削れてしまい、神経までの距離が近くなって刺激を受けやすくなってしまうことです。(右の写真参照)

最初にも書きましたが、むし歯ではなく自分で健康な歯を削り取ってしまい、しみる症状が出ている状態ですので、それほど心配するものではありません。

しかし、ハブラシのやり方をそのまま続けてしまうとますます歯が削れてしまい、ひどくしみるようになってしまったり、神経の症状が出てくることもあります。また、削れてしまっているところには食べかすが残りやすくなりますので、プラークコントロールが難しくなりますし、ものが引っかかりやすくなります。

治療法としては、まだ歯がそれほど削れていなければ、コーティング材を刺激を受けやすいところに塗るだけで症状は軽減します。
削れて段差がある場合には、光で固まる樹脂をつめて、段差をなくすことで簡単に治ります。むし歯ではないので、ひどくしみる症状がなければ麻酔も必要ありません。

咬耗とは

もう一つ、むし歯や歯周病でもないのに冷たいものがしみたり、ものを咬むと痛みを感じることを引き起こすものに、咬耗(こうもう)があります。
これは文字の示すように、歯がすり減ってしまって、硬いエナメル質の下にある、象牙質(ぞうげしつ)が露出して刺激を感じてしまう状態になることをいいます。

治療法は、知覚過敏と同じように、削れてくぼみになってしまったところを歯と同じ色の樹脂でつめて見た目も一緒に治します。やはり痛み無く治療することが可能です。
歯がすり減って起こりますから、高齢者の方に多いのですが、若い人でも力仕事をされている方や、ストレスや癖で歯ぎしりを強くされる方で見られることがあります。

左の写真は20代男性のものですが、上の歯と下の歯が当たるところが、歯ぎしりで削れてしまっていて、かみ合わせると削れているところがピタッと合わさります。歯のかたちも、不自然なとがったところが見えます。歯ぎしりについては原因がまだはっきりしないところが多いのですが結果として咬耗が起こってしまうことがあり、特に咬む力の強い男性に多いです。

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